2020年02月12日

お爺さんの薪

 薪ストーブが進化するほど、薪の乾燥が大切です。
 立派な薪ほど、時間を多くかけて乾燥させてから燃して下さい。

 40年以上ストーブ屋をやってきて、薪屋さんには、ナラ、ブナ、サクラ以外は全部撥ねて貰っていました。
 もちろん乾燥したナラの木が一番ですが、お爺さん達が、勿体ないからと大切に小屋に仕舞って置いた果樹・雑木・針葉樹を安く譲ってもらい燃してみると、本当に綺麗に燃えて暖かく、空気を絞ってもガラスが黒く煤ける事もなく、ゆったり燃えてくれる事が分かりました。

 中にはゴジラや怪獣の様な木もありますが...!

 家族の為にコツコツ集めた木が、
 薪に対する我々の常識を大きく変えてくれました。
 乾燥した薪は、ストーブ屋にとって大切な宝物です。

 薪ストーブ・暖炉は1台1台、形も中のパーツも空気口も、まったく違います。
 お客様が上手に暖炉や薪ストーブが燃せるようになるまで、この先も応援を頑張りたいと思います。

ぜいたく屋  
スタッフ一同
posted by zeitakuya at 20:00| エッセイ