2020年12月25日
クリスマス
全員が音楽家というMさん御一家のサロン兼ミニホール。アンティークの家具や調度品など重厚感漂う空間に、薪ストーブが美しく調和して、落ち着いた雰囲気です。音楽教室のレッスンの場である他、折々に催されるコンサートでは演奏後にご馳走とお酒が振る舞われ、たくさんの笑顔が薪ストーブの炎を囲みます。
冬になるとクリスマスキャロルの練習が始まり、旅先で求めたアンティークにオーナメントや人形も加わって、クリスマスを迎えます。
薪ストーブの前のソファにくつろぐ誰もが、静かに揺らめく炎から目を離せなくなるようです。一杯のお茶のつもりが二杯、三杯にも重なって、心から温まり、至福の時間がゆっくりと流れて行きます。
posted by zeitakuya at 10:00| エッセイ